「新潟は、5000年前から変態だった。」― 火焔の国から始まる、創造力の連鎖。
独創的な人が、独創的であり続けられる。ジャンルを越えた変態たちが出会い、刺激し合い、新しい文化が生まれる。その「創造力の連鎖」が起きる街を、長岡からつくりたい。 長岡市を拠点に活動するクリエイティブディレクター・小川卓が実行委員長を務める「アートなHENTAI万博(アトHEN)」は、アート・ものづくり・地域・企業・学生を横断し、新潟・長岡から新しい文化をつくる市民主体の祭典です。 2027年の年間テーマは「火焔 -KAEN-」。5000年前の縄文・火焔土器という地域のルーツと、現代の"尖ったものづくり"をつなぎ、次の世代にワクワクする長岡を残すために、あなたの力が必要です。
自己紹介

小川 卓(おがわ たく) 3tive.design合同会社 代表社員 / クリエイティブディレクター アートなHENTAI万博 実行委員長 / 長岡ベンチャー 代表
1991年3月30日、新潟県長岡市山古志東竹沢小松倉生まれ。 長岡工業高校卒業後、製造業の巻線設備メーカー・小田原オートメーション長岡に入社し、約13年間メカエンジニアとして勤務。自動化設備の組立・調整からロボットティーチング、中国・インド・インドネシア・シンガポール・メキシコの海外工場での現場対応まで、製造の最前線を歩み続けました。
その後、WEB・映像・写真・3DCG・AIを武器に、主に製造業の採用・営業・広報を支援する3tive.designを起業。2025年5月9日に法人化し、現在は社員3名で新潟県長岡市を拠点に活動しています。
受賞歴 JCI JAPAN TOYP 2025(青年版国民栄誉賞とも呼ばれる表彰制度)にて、日本商工会議所会頭奨励賞を受賞。アートなHENTAI万博を中心とした地域活性・市民協働の活動が評価されました。
メディア出演・掲載(抜粋)
- 2024年:NHK BS「長岡花火」ゲスト出演
- 2025年:日本テレビ「ゴチになります!」撮影・演出の一部監修
- ながおか市民協働センター「Nagaoka Players」表紙掲載・「街の接着剤」として特集
地域の宝は、そこに住む人には「当たり前」になる

5000年前、この土地に生きた縄文人たちは、炎のようにうねる造形を土器に刻みつけました。実用性を超えた、ただ「こうでなければならない」という衝動——それが火焔土器です。誰かに認められるためでも、売れるためでもなく、ひたすら自分の内側から湧き出るものを形にし続けた人たちが、この新潟の地にいました。
その創造性の系譜は、今も長岡に生きています。 精密な部品加工に人生を賭ける職人。一点物の染色に全てをつぎ込む工房。光で空中に絵を描くアーティスト。AIを独自の表現に昇華するエンジニア。それぞれの分野を、異常なくらい突き詰めている人たちが、この街にいます。
しかし、ジャンルが違えば、普通は出会わない。アーティストと職人は、エンジニアとダンサーは、研究者と経営者は、それぞれの世界の中で生きていて、互いの存在を知らないまま時間が過ぎていきます。
山古志で育った子どもの頃、牛の角突きも、棚田も、雪と生きる暮らしも、すべてが「普通」でした。 それが世界に誇れる文化だと気づいたのは、ずっと後のことです。
製造業のエンジニアとして13年間、現場に立ち続けた小川卓も、同じ景色を工場の中で見てきました。精密な部品加工、職人の手技、何十年も磨かれてきた技術——それらはすべて、社内では「当たり前」として語られ、社外にはほとんど伝わっていません。
「地域の魅力は、そこに住む人にとっては当たり前のものになり、外へ十分に伝わっていないことがある。自分が企業だけでなく、地域、文化、歴史、イベント、人の魅力を発信する活動に取り組んでいるのは、この実感が背景にあります。」
葛藤——2004年10月23日、山古志が揺れた日

2004年10月23日。新潟県中越地震が発生したとき、小川卓は山古志にいました。 全村避難。2年以上にわたる仮設住宅生活。故郷が地図から消えるかもしれない、という恐怖。
それでも山古志の人々は戻ってきました。牛を連れ帰り、棚田を耕し、闘牛の太鼓を再び鳴らしました。 その姿が、小川卓の中に刻まれた原点です。
「次の世代にワクワクする長岡を残したい」という想いは、山古志での経験から続いているものです。
エンジニアとして働きながら、写真・映像・ライトペイント・地域活動を並行して続けてきたのも、「伝えなければ消える」という感覚があったからです。会社員時代から個人事業として動かしてきた3tive.designは、法人化の約4年前から活動しています。
「HENTAI」を肯定する祭典の誕生

そうして生まれたのが、「アートなHENTAI万博」です。
ここでいう「HENTAI」は、否定的な意味ではありません。 「異常なくらい好きなものがある人」「独創的な挑戦を続ける人」という意味で使っています。
アーティストだけではありません。職人、経営者、エンジニア、学生、研究者、ダンサー、写真家、AI開発者——ジャンルに関係なく、自分の好きなものや分野を突き詰めている人たちを「HENTAI」と捉えています。
アートなHENTAI万博は、そうした人たちをジャンルを越えて混ぜる場です。本来なら交わらなかった変態たちが同じ場所に集まり、「変態 × 変態」で融合する。そこから、それまで存在しなかった新しい作品、仕事、企画、文化、価値が生まれる。関わったクリエイターや挑戦者自身の次の活動や仕事にもつながっていく。そこで生まれた出会いがまた別の出会いを呼び、新しい挑戦が連鎖していく。長岡に「創造力が連鎖する文化」が、少しずつ育っていきます。
「変態が編隊して変体する街——突出したこだわりを持つ人たちが集まり、街そのものが新しい姿へ変わっていく。イベントを通じて、子ども、学生、クリエイター、企業、地域の人々が交わり、それぞれの個性や技術を発信できる場をつくっています。」
毎年2月、長岡市のアオーレ長岡を舞台に開催されるこの祭典は、市民団体の集合体である実行委員会が中心となり、1年をかけて準備しています。
そして2027年、アートなHENTAI万博は新たな挑戦に踏み出します。5000年前からこの土地に流れている創造性を「火焔 -KAEN-」というテーマに掲げ、長岡・新潟のブランドとして日本、そして世界へ発信していきます。
実績と応援の声
数字で見るアートなHENTAI万博
- アートなHENTAI万博2024:来場者約1万人(公式報告より)
- アートなHENTAI万博2026:来場者6,746名 / 出展・出演82団体 / 協賛62社 / 経済効果約9,400万円
- JCI JAPAN TOYP 2025:日本商工会議所会頭奨励賞受賞(アートなHENTAI万博を中心とした活動が評価)
- メディア掲載:NHK BS・日本テレビ・NST(新潟総合テレビ)など複数のテレビ番組で取材・出演
- 長岡ベンチャー:WEB・映像・写真・デザイン・3DCG・マーケティングなど異なる専門性を持つ地域クリエイターが連携するコミュニティを代表として運営

応援の声
「想いをワクワクに変える、街の『接着剤』」——ながおか市民協働センター「Nagaoka Players」(冊子版最終号表紙掲載・特集記事より)
「人と人、世代と世代、経営者とクリエイターをつなぐ存在」——同上
代表小川卓の志
小川卓の志は、5000年前からこの土地に流れている創造性を現代に呼び起こし、ジャンルの異なる独創的な人たちが出会い、刺激し合い、融合することで新しい価値や文化を生み出すこと。そして、そこで生まれた出会いや共創によって、関わるクリエイターや職人、企業、学生、挑戦者それぞれの活動がさらに発展していく「創造力の連鎖」が起きる街を、長岡からつくることです。
その源流とは
2004年10月23日の夕方、山古志の地面が揺れました。 小川卓が覚えているのは、土の匂いと、家の梁が軋む音と、暗くなる前に外へ飛び出した冬の冷たい空気です。
全村避難。2年以上、故郷には戻れませんでした。 それでも山古志の大人たちは、仮設住宅の中で「戻る」と言い続けました。牛を連れ帰り、棚田を耕し、闘牛の太鼓をまた鳴らしました。
その光景が、小川卓の中に「地域の文化は、誰かが意識して伝えなければ消える」という確信として刻まれました。 子どもの頃には「当たり前」だった山古志の景色が、実は5000年前から続く縄文の記憶と地続きだと知ったのも、もっと後のことです。
いま起きていること
13年間のエンジニア生活の中で、小川卓は「良いものをつくるだけでは伝わらない」という実感を積み重ねてきました。精密な部品加工も、職人の手技も、何十年も磨かれてきた技術も、社内では「当たり前」として語られ、社外にはほとんど届かない。その壁を前に、「伝える側」に転じることを決めました。
WEB・映像・写真・3DCG・AIを武器に起業した3tive.designでは、染織工房 紺仁のSNSフォロワーを24,000人へ育て、骨董品店・和敬堂のWEB売上を5倍に引き上げ、YouTube再生数25.7万回を記録しました。製造業の現場言語を理解したうえで「伝わる形」に翻訳する仕事は、長岡の中小企業41件以上の支援実績として積み重なっています。
そして活動の対象は、企業にとどまりません。地域そのものが持っている魅力や創造性を発信することが、いまの3tive.designのもう一つの軸です。アートなHENTAI万博は、その最も大きな表れです。3tive.designとアトHENは別々の活動ではなく、「伝わらなければ消える」という同じ一つの思想から生まれています。
アートなHENTAI万博2024では来場者1万人を集め、直近の2026年には来場者6,746名・出展出演82団体・協賛62社・経済効果約9,400万円を記録。JCI JAPAN TOYP 2025では日本商工会議所会頭奨励賞を受賞しました。 NHK BSの長岡花火生放送に被災者の一人として出演し、日本テレビ「ゴチになります!」の撮影演出を監修し、長岡信用金庫主催の採用広報セミナーを共催しました。
「地域の魅力は、そこに住む人にとっては当たり前のものになり、外へ十分に伝わっていないことがある」——その実感から、すべての活動が始まっています。

描く未来
2027年、アートなHENTAI万博は「火焔 -KAEN-」を掲げます。
新潟の地で5000年前に生まれた火焔土器は、縄文人の"変態的なこだわり"の結晶です。実用性を超えた炎のような造形は、誰かに認められるためではなく、ただ「こうでなければならない」という衝動から生まれました。
その衝動は、今も長岡に生きています。 精密部品を削り続ける職人の手に。一点物の染色に人生を賭ける工房に。光で空中に絵を描く夜に。
アートなHENTAI万博は、そうした衝動を持つ人たちが出会う舞台です。ジャンルが違えば普通は出会わない変態たちを、この場所で混ぜる。「変態 × 変態」の融合から、新しい作品・企画・仕事・文化・価値が生まれる。そこで生まれた出会いによって、クリエイターや挑戦者自身の活動がさらに発展していく。その人たちがまた別の人とつながり、新しい挑戦が生まれる。長岡に「創造力が連鎖する文化」が育っていく。
「火焔 -KAEN-」というテーマのもと、5000年前からこの土地に流れている創造性を現代に呼び起こし、長岡・新潟のブランドとして日本、そして世界へ発信していきます。
10年後、「アートなHENTAI万博」という名前を聞いた子どもが、「あのイベントがきっかけで、ものをつくる仕事を選んだ」と言う。そんな景色を、小川卓は描いています。
変態が編隊して、変体する街。 長岡から、日本一「創造力が連鎖する街」を。
